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April 05, 2009

リアルチョコボ

新歓、ひとまずはお疲れさまでした。
そして遊びに来てくれた何人かの新入生の皆さん、
どうもありがとうございました。
中には「もうここでいいです」なんて
ある意味ネガティヴな嬉しい発言が聞けたり。
もちろんまだまだ新人さん受け付けておりますので
興味持たれた方はどうぞお気軽にご連絡ください。

来てくれた新入生へのお礼も兼ねて
早稲田の面白い(変わった)授業の紹介でも。
長くなってしまったんでたたみますー。

月曜の6限、34-451教室にてひっそりと、
「中欧の文学」という講義が開かれます。
中欧と聞いてピンと来ない方もおられると思いますが、
いわゆる「東欧」とほぼ同義の言葉です(歴史的、文化的な
背景を理由に現地の人々は中欧という呼称を採るそうです)。

アート・アニメーションに関心のある方はイジー・トルンカ、
カレル・ゼマン、そしてヤン・シュヴァンクマイエルなどの名前に
覚えがあると思いますが、
彼らはみなチェコ(スロヴァキア)の出身です。
また時代を下って、最近待望の日本版DVD短編集が発売された
ブラザーズ・クエイの素晴らしい作品も、
彼ら中欧の作家たちからの影響なしには考えられません。

他にもフランスから輸入され、
独自に発展を遂げたチェコ・シュルレアリスムと呼ばれる芸術運動や、
同じくフランスの映画潮流を継いだ
チェコ・ヌーヴェル・ヴァーグなどがあり、
またハンガリーではベーラ・バルトークやレオシュ・ヤナーチェク、
ジェルジ・リゲティなどの特異な作曲家が育ちました。
こうした様々な文化を内に持った地域である中央ヨーロッパを、
時には映像や絵画などの鑑賞を交えながら、
ミラン・クンデラやブルーノ・シュルツといった作家らによる
小説作品から検討していくというのが講義「中欧の文学」です。
なんか宣伝じみてきた。

中欧の小説は、その厳しい歴史を丹念に検証、解剖し、
皮肉や想像力をフルに活用して再構築させたようなものがあったり、
カフカ直系の不条理を更に先鋭化させたものがあったり、
細密な描写を極めたばかりに
かえって幻想味を得てしまったようなものがあったりと
なにやらすごく面白いです。
この授業去年僕が受けてみてとても楽しかったので
時間があったらぜひどうぞ。シラバスはこちら。
https://www.wnz.waseda.jp/syllabus/epj3041.htm?pKey=2321540020012009232154002023&pLng=jp&pPage=1

5月入って部室できたら
トルンカとかブラザーズ・クエイの上映会でもやりましょか。



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投稿者 fujita : April 5, 2009 10:30 PM
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